北条クリニック おおの | 心療内科・内科・精神科

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こころの発達相談

ごあいさつ
 現在は核家族化が進み、子どもの育ちに纏わる多くの考えが広まっています。
 しかし、正しい理解がなされずに言葉や考えだけが一人歩きしているように感じます。
 当院では児童思春期専門の臨床心理士が、様々な疑問や悩みをお受けしております。
【思春期について】
 思春期は、二次性徴(女子は初潮、男子は精通)に始まります。

 体が子どもから大人に変わると同時に、心も子どもから大人へと変わっていきます。

 成熟していく自分の体に合わせた精神的な成長が思春期の発達課題となります。

思春期の精神発達の流れ
・二次性徴により、これまでにない自分の欲求や興味関心にとまどい、持て余してしまいます

・この変化は、親から離れようとする生物としての動きも生じます

・変化した自分が、同年代集団に受け入れられる、共にいられることで、落ち着いていきます

・友達関係の中で、互いに合っている望んでいるものを探していくお試しを繰り返していきます

・上述の友人関係を深めていくことが、より親離れを進めていきます

・そうして少しずつ、大人になっていく男女としての自分を受け入れていきます

・将来の目標を持ち、男女としての自分に自信を持つことで、前に進めるようになります

思春期の難しさについて

 この年頃になると、これまでのように親と話さず避けたり、時に暴言を吐くようになるお子さんに戸惑われる親御さんは多くいらっしゃると思います。
 また、苛立ちやすく、なのに不安になったり落ち着かず、そんなお子さんを見ていて親御さんのほうが心配になられることもあるでしょう。
 これらは、この時期に誰もが一時的に経験する自然な状況なのです。

 思春期は、前進と退行を何度も繰り返します。
 一時期収まったのにまた・・と気落ちされなくても、多くがしばらくすると自然に元に戻ります。
 場合によっては、友達関係にうまく入れない、学校に行きたがらず、家庭内暴力が生じ、自分達の子どもはおかしくなったのではないか?病気なのではないか?と思われる方の声もよく聞きます。
 しかしほとんどが心の病気ではなく、上述あるいは児童期まで精神発達を上手く通過できていないために生じている反応です。お子さんの発達を促していくことで、彼や彼女の未来は開けていき、本人も親御さんか心配されていることは解消されていきます。
 当院では、思春期の精神発達を促す親ガイダンス・親子同席面接・個人心理療法を行っております


親ガイダンス
 お子さんへの悩みや不安に対して、まずは親御さんに語っていただきます。
 現在の過ごし方、家庭内でのやり取り、生育歴を聞いていきます。
 そこから子どもの心の動きと発達レベルを捉え、親御さんへの整理と理解を促します。
 そして、お子さんへの対応について具体的に助言させていただきます。

親ガイダンスの機能
お子さんに対して
・精神発達からの課題と育っている力、それらを整理してお子さんの理解を助けます。
・その年齢での一般的な理解、お子さんならではの理解を整理します。
・今よりお子さんが成長していけるための関わり方や課題への対応を助言します。

親御さんに対して
・親御さんの不安や悩みを抱えて納めていく場を提供します。
・親御さんの上手くいっている面を積極的に見つけ出し、支持していきます。
・ご希望あれば、学校など他機関との連携も積極的に行っていきます。

FQ&A
Q.:どのような悩みや問題が対象になりますか?

A.:不登校、勉強など生産活動に集中できない、暴言暴力、思春期のお子さんへの接し方
  お子さんに関する様々な悩みをお受けします。

Q.:親が相談することで良くなるのでしょうか?

A.:心理的課題は、不安や葛藤、自分の思いを、知って対処できることで超えられます。
  人はそれを周囲の関わり・助け・促しによって身につけます。
  身近な存在である親御さんがその役割が果たせると、お子さんの発達を促します。
  そのため子どもの理解を深めて関わりを調節することが、結果として役立ちます。
  お子さん本人への心理療法は、17歳前後より有効になります。

Q.:対象となる年齢は?

A.:18歳までのお子さんにまつわるご相談をお受けしております。
  お子さんへの心理療法も実施可能ですが、親御さんからのご相談が先になります。

Q.:料金はいくらでしょうか?

A.:親御さんのご相談は税込み5,400円、高校生も5,400円になります。
  中学生は3,240円ですが、この時期は親ガイダンスか親子同席面接が効果的です。
  一つの時間枠で親子それぞれの面接(並行面接)も、税込み5,400円となります。

Q.:他の医療機関や相談機関に通っている場合はどうなりますか?

A.:他の機関と並行して、あるいは心理のセカンドオピニオンとしてもお受けします。

担当:臨床心理士 仲谷隆(ゆたか)
 学生時代より子育て支援のNPO法人にて、乳幼児を中心とした子どもの育ちと親子関係について学び、引きこもりや不登校などの青少年問題に取り組む。
 その後、公立小・中学校のスクールカウンセラー、児童相談所一時保護所、市の教育相談にて数多くの事例を担当して相談経験を積む。また、精神科クリニックでの児童思春期専門外来にて心理検査とアセスメントを担当する。
所属学会 日本思春期青年期精神医学会(正会員)